僕が考えた最速・最小投資でRubyを学ぶ方法またはステマ乙
そろそろ軽くRubyをやってみたいけどなんか情報多すぎてどこから手を付けたらいいかわからない、リファレンス的なものとか言語論的なものとかコミュニティー的なものとかの情報は結構あるけど、もっとカジュアルでかと言ってどの言語でも使いまわせる的な説明じゃなくRubyらしさが浮き出てるようなもので、しかもちょっとしたCLIツールとかWebアプリとかを作れる程度に理解の手助けをしてくれるものがほしいけど、今の段階で大枚叩きたくないしという人向けに僕がRubyの道案内を致します。
ステップ1(所要時間:0〜10分、投資額:0円)
あなたのコンピュータでRuby2系を使えるようにします。
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Macなひと => Mavericksをインストールする。
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Windowsなひと => RubyInstaller for WindowsでRuby2系をインストールする。
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Linuxなひと => ご自由に。
ターミナルを開いて以下のようにして確認します。
% ruby -v
ruby 2.0.0p0 (2013-02-24 revision 39474) [x86_64-darwin12.2.0]
同時にirb
という対話型実行環境が導入されているはずです。ためしてみます。
% irb
irb(main):001:0> 123 ** 100
=> 97838805977257474352566705351629014033137938449734350966526074342064414099511156930426773522415958061389200997320437636836296142253482249885877442849062074323416253749444792245426920843456133929113701176246001
irb(main):002:0> Math.sqrt 5
=> 2.23606797749979
irb(main):003:0> puts "hello, world!"
hello, world!
=> nil
irb(main):004:0> ["Madrid", "Tokyo", "Istanbul"].find {|city| city.start_with?("T")}
=> "Tokyo"
ステップ2(所要時間:5分、投資額:0円)
以下のスライドを見ながら自らもirbを叩いて、Rubyのオブジェクト指向を感じる。
Web版はこちらを。
ステップ3(所要時間:30分、投資額:100円)
上のスライドを見てRubyに興味を持てたなら、M’ELBORNE出版1から出ている以下の電子書籍を買って読みます:-)
上のリンクはGumroadにおける商品購入リンクになっています。クリックすると、オーバーレイ・ウインドウが立ち上がって、この場でクレジットカード決済による購入が可能です。購入にはクレジット情報およびメールアドレスの入力が必要になります。購入すると、入力したメールアドレスにコンテンツのDLリンクが送られてきます。
文庫本にして50頁ほどの短い本ですが、そのなかで簡単なRubyスクリプトの作成、Webアプリの作成、Rubyにおけるクラス構造の説明、メタプログラミングについてちょっと、オススメ紙本の紹介と欲張りな内容となっています。
事前に内容を確かめたい方、100円が大枚だという方はこちらへ。
電子本で読みたいけど、Kindle Paperwhiteをお持ちでない方はこちらをインストールして。
ステップ4(所要時間:30分、投資額:100円)
上の書籍を読んでRubyにさらに興味が出てRubyでオブジェクト指向したいと思ったら、M’ELBORNE出版から出ている以下の電子書籍を買って読みます:-)
文庫本にして50頁ほどの短い本ですが、Rubyにおけるクラス、モジュール、オブジェクトの基本的事項をやさしく楽しい例と共に学べる内容になっています。
事前に内容を確かめたい方、100円が大枚だという方はこちらへ。
ステップ5(所要時間:50分、投資額:100円)
上の書籍を読んでRubyやりたいからなんか簡単なチュートリアルがほしいと思ったら、M’ELBORNE出版から出ている以下の電子書籍を買って読みます:-)
電子書籍「Rubyチュートリアル ~英文小説の最頻出ワードを見つけよう!」EPUB/MOBI版
文庫本にして170頁ほどの短い本ですが、英文小説の最頻出ワードを見つけるプログラムの作成を通してRubyの基礎を楽しく学ぶチュートリアルです。最初のプログラムの改善(ときには改悪)をこれでもかこれでもかと繰り返し(バージョン1〜29)その過程でRubyの書き方を学ぶものとなっています。
チュートリアルなげーよという方は、Rubyの特徴の説明が書かれた1章は読んで2章のチュートリアルは適当に切り上げて次のステップ6へどうぞ。
事前に内容を確かめたい方、100円が大枚だという方はこちらへ。
ステップ6(所要時間:30分、投資額:100円)
上の書籍を読んでRubyいいよでも遅いよねと思っているなら、M’ELBORNE出版から出ている以下の電子書籍を買って読みます:-)
電子書籍「irbから学ぶRubyの並列処理 ~ forkからWebSocketまで」EPUB版
文庫本にして30頁ほどの短い本ですが、チュートリアルに沿ってRubyの並列処理の基礎を理解する内容になっています。本書を読めばRubyのfork、Thread、Reactor、EventMachine、WebSocketの基本的な使い方を学べます。
事前に内容を確かめたい方、100円が大枚だという方はこちらへ。
ステップ7(所要時間:40分、投資額:100円)
上の書籍を読んでRubyやるやるTipsも知りたいよと思っているなら、M’ELBORNE出版から出ている以下の電子書籍を買って読みます:-)
電子書籍「知って得する!55のRubyのトリビアな記法」EPUB/MOBI版
文庫本にして120頁ほどの短い本ですが、実用的なTips、役に立たないトリビアを次から次へと紹介して読者を「へぇ」とか「ほぅ」とか言わせる内容になっています。
事前に内容を確かめたい方、100円が大枚だという方はこちらへ。
ステップ8(所要時間:50分、投資額:100円)
上の書籍を読んでRubyでWebアプリやりたいと思っているなら、M’ELBORNE出版から出ている以下の電子書籍を買って読みます:-)
RackはRailsやSinatraなどのWebフレームワークでも採用されている、WebサーバーとWebアプリを繋ぐ重要なコンポーネントです。本書は文庫本にして145頁ほどの短い本ですが、rackupコマンドの実行に対するエラー出力を追っていきながら、Rackを学ぶチュートリアルになっています。
事前に内容を確かめたい方、100円が大枚だという方はこちらへ。
ステップ9(所要時間:30分、投資額:105円)
上の書籍を読んでRackで動的サイトもいいけどブログとかには簡単に構築できる静的サイトがいいよねと思っているなら、M’ELBORNE出版から出ている以下の電子書籍を買って読みます:-)
電子書籍「30分のチュートリアルでJekyllを理解する」EPUB/MOBI版
Jekyllはブログのような静的サイトを構築するためのRuby製ファイルジェネレータです。本書は文庫本にして75頁ほどの短い本ですが、ブログサイトの構築を通してJekyllの基礎を学ぶチュートリアルになっています。ちなみに本ブログもJekyllを使ってgithub上に構築されています。
事前に内容を確かめたい方、100円が大枚だという方はこちらへ。
ステップ10(所要時間:40分、投資額:100円)
上の書籍を読んでRubyもいいけどWebアプリやってるとJavaScriptの理解も大事だよねと思っているなら、M’ELBORNE出版から出ている以下の電子書籍を買って読みます:-)
電子書籍「Ruby脳が理解するJavaScriptのオブジェクト指向」EPUB版
本書は文庫本にして115頁ほどの短い本ですが、Rubyにおけるオブジェクト指向と対比しながらJavaScriptのオブジェクト指向を学ぶチュートリアルになっています。
事前に内容を確かめたい方、100円が大枚だという方はこちらへ。
ステップ11(所要時間:300分、投資額:500円)
ここまで読んでRubyはやる気があるけど言う通りにやったらお前に800円も払わなならんのか気に食わんと思ったなら、M’ELBORNE出版から出ている先の8冊をパッケージにした「電子書籍「Ruby入門パッケージ8」EPUB/MOBI版」(500円)を買って読みます:-)
ステップ12(所要時間:∞分、投資額:∞円)
ここまで読んでRubyやるけどもっとまともな電子書籍ないのと思ってるなら、僕が1年前に書いた以下の記事を読みます:-)
ステップ13(所要時間:60分、投資額:0〜Amazon出品者の気分円)
ここまで読んで本気でRubyやりたいからRubyの言語仕様の要点を端的に正確にちょっと古くてもいいから知りたいと思ってるなら、青木峰郎さんが書かれた以下の絶版本(通称RHG)の第1章と第8章を読みます。
Rubyソースコード完全解説 by 青木 峰郎
僕からは以上です。
Merry Christmas!
- M'ELBORNE出版はブログの記事を電子書籍化して販売する僕の実験的プロジェクトです。 ↩
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