80円の商品を買うのに100円を出したら
10円しかおつりをもらえなかった
店主はそれでも平然としている
常識では理解ができない
だから店主に尋ねるか文句を言う
店主は何も答えない

常識に従って
100引く80は20でしょと説明する
それでも店主はおつりは10円だという
こうなると普通
人は腹を立てる
高々10円のことで腹を立てる
当たり前すぎることが通らないことに
いらだち腹を立てる

この理解の隔たりがけんかとなる
溝が埋まらないことでけんかをする
けんかは余計に溝を深くする
それが分かっていても
けんかをやめることはできない

暫くけんかを続けていると
レジ袋が10円掛かると目の前に書いてあることに気付く
最初にそれに気付くべきであったのかもしれないし
店主が説明すべきことだったのかもしれない

けんかとは多かれ少なかれ
こういった種類のものなんだろう

つまりけんかは
問題の大小とは全く関係がなく起こり
その原因は事象に対する両者の理解の隔たりにある
そして相手の考えが理解できればけんかは収まる
相手のそのときの行動が適切ではないと思っても
しょうがないとあきらめがつく
しかし相手の考えをあらかじめ理解することは難しい

だから結論として…
けんかが無くならない!
つまり
平和はやってこない!


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