今年の冬休みに電子書籍であなたがRubyを習得しなければいけないたった一つの理由 Ruby関連電子書籍の紹介または自己出版の単なるステマ
冬休みです。多忙なあなたがまとまった自由時間を取れる唯一のチャンスです。こんなときは、遊んではいけません。なぜならその消費方法があなたの未来を決定付けるからです。もちろん、家族や両親や犬の世話をしてもいけません。寝正月などもっての外です。それはあなたの未来のための時間なのです。
そう、この時間を使ってあなたは学習するのです。
今年の冬こそはプログラミング言語を習得するのです。なぜならプログラミング言語を習得すれば、お見合いのときに「LispとRubyを少々」という相手に対して臆することなく「ほほぅでは関数型にも興味をお持ちかな?」などと返すことができるのです。
プログラミング言語といったら「Ruby」です。なぜならそれは日本人が作った言語だからです。国語の勉強をせずにいきなり外国語を学ぶ人はいません。事情はプログラミング言語の世界でも同じです。ですからまずは国産言語「Ruby」を学ぶべきなのです。後悔はさせません。
冬のボーナス、クリスマスプレゼント、お年玉(予)など何らかの支援を得て、あなたの机の上にはすでにiPad mini、Kindle Paperwhite、Nexus7、その他の7インチタブレットが置かれているはずです。いや、iPhone5かもしれない。これらの道具はゲームをするためのものでも、友達や彼女とちゃらちゃらとSNSするためのものでも、無目的にブラウジングするためのものでもありません。
それは電子書籍を読むためのデバイスなのです。スタバでiPad miniを持って「Railsレシピ」を読むためのものなのです。そうすれば隣の席から「どんなお料理に興味をお持ちなの?」などと綺麗なお姉さんに声掛けされることマチガイナシです。こうなればお見合いすら不要です。
ところが残念ながらあなたの電子書庫にはまともな書籍が1つも見当たりません。これでは宝の持ち腐れです。あなたの人生における逸失利益は甚大なものになります。
そんなわけで…
私があなたのために電子書籍の形で購入できるRuby関連の本(日本語版のみ)を集めてみました。epubやmobiといった読みやすいリフロー型の書籍がまだまだ少ない上に、価格も魅力的とは言えないですが、そんなものはあなたの学習意欲の何の妨げにもなりません。
以下の画像はスクリーンショットです。ボタンを押しても何も起きません。本の購入はその下のリンクを辿ってください。その場合でも私へのアフィは発生しません。安心して下さい(しかし本文の最後のほうには仕掛けがあります。注意して下さい)。
O’Reilly Japan
「O’Reilly Japan」では10冊のRuby関連書籍が見つかりました。紙本に対し2割引き程度の価格付けがなされていますが、大半の書籍が古くフォーマットがPDFオンリーというのがちょっと残念です。「入門Sinatra」は新しくかつePub、mobiで読める、加えて紙本なしというのがステキです。
達人出版会
技術系電子書籍を販売する「達人出版会」からは3種類のRuby関連本が見つかりました。まだ数は少ないですがEPUBフォーマットで最新の技術をタイムリーに提供してくれるのはうれしいです。個人的には電子とはいえ表紙にも所有欲をくすぐるような一工夫がほしいところです。
1,000円(税込)
1,000円(税込)
1,000円(税込)
1,000円(税込)
1,000円(税込)
ソフトバンク クリエイティブ
「ソフトバンク クリエイティブ」からは4冊の本が見つかりました。定番書籍のラインナップですが、iPhone/iPadアプリという使い勝手が悪そうなフォーマットと、紙本とほとんど変わらない価格設定に涙が出ます。
Rails3レシピブック 190の技(ソフトバンク クリエイティブ)(著:高橋 征義、松田 明、諸橋 恭介) - 電子書籍ファンのための出版社直営電子書籍モール「ブックパブ」
技術評論社
「技術評論社」からは2冊のRuby関連本が見つかりました。いずれも新しい本ですが、フォーマットと価格がちょっと残念です。
オーム社
「オーム社」には3冊Ruby関連本がありました。紙本の2割5分引き程度で、フォーマットはPDFです。
dRubyによる分散・Webプログラミング | オーム社eStore(β) PDF/2,560円
プログラミングRuby 1.9 言語編 | オーム社eStore(β) PDF/3,040円
日経BP
「日経BP」には2冊ありました。フォーマットが明記されていませんが、おそらくPDFでしょう。
M’ELBORNE BOOKS
「M’ELBORNE BOOKS」は今年創業したプログラミング言語Ruby専門の出版社です。というのはもちろん冗談で、「このブログの記事を電子書籍化して販売する」という僕の個人的なプロジェクトです。自分の書籍をここに並べるなど身の程知らずにも程がありますが、個人ブログということで許してください。
他社電子書籍と比較した特徴は以下のようなものです。
現在以下の5冊の本を出版しています。
各画像下のリンクはGumroadにおける商品購入リンクになっています。クリックすると、オーバーレイ・ウインドウが立ち上がって、この場でクレジットカード決済による購入が可能です。購入にはクレジット情報およびメールアドレスの入力が必要になります。購入すると、入力したメールアドレスにコンテンツのDLリンクが送られてきます。購入ご検討のほど、よろしくお願いしますm(__)m
以上、電子書籍の形で入手可能なRuby関連書籍の紹介および自己出版のステマでした。あなたの冬休みの予定は決まりそうですか?
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(追記:2013-1-8) M’ELBORNE BOOKSへのリンクを追加しました。
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